都会暮らしの犬と長距離移動できる?|1歳記念の旅から学んだ準備とポイント

都会で暮らす愛犬と一緒に、長距離の旅や長期の滞在をするのは、初心者にとっては大きなチャレンジです。
私自身、愛犬のくまきち(通称:くまちゃん)がまだ1歳になったばかりで、こうした大きな移動も長い滞在も今回が初めて。
「本当に大丈夫かな?」という不安のほうが大きかったのですが、今年の初めにウィッシュリストに書いた「くまちゃんを実家に連れて帰る」という目標を叶えたくて、思い切って挑戦しました。
この記事は、そんな犬連れ長距離移動&長期滞在の「初心者体験記」です。
ベテランの方から見れば些細なことかもしれませんが、私のように「これから犬を連れて遠出をしてみたい」「1歳を迎えたし、一緒に旅行に挑戦してみたい」と思う飼い主さんにとっては役立つポイントがあるかも!と思い、準備から移動、滞在、帰宅後まで、実際に体験して気づいたことをすべてまとめました。
- 長距離移動の方法と選び方
- バッグやケージ選び、事前準備の工夫
- 実際の滞在で起きたトイレ・食欲の変化
- 役立った持ち物チェックリスト
これから「愛犬と長距離移動してみたい」「記念に一緒に旅行したい」と考えている方の参考になれば嬉しいです。
バッグ・ケージ選びと事前トレーニング

移動用バッグは想像以上に悩みました。
- ハードケージ → 新幹線で運ぶのが大変そう
- リュック型 → 中の様子が見えず不安
- キャリーケース → 地面に近く、ガタガタ揺れるのが気になる
最終的に選んだのは、 肩掛けもできるソフトケージ型バッグ。
中にはふわふわのクッションを敷き、キャリーケースの上にも載せられるタイプです。

出発の1週間前から部屋に置いて、寝床の一つとして慣れてもらいました。
初めての長旅だからこそ、安心できる居場所を作ることが大事だと思ったのです。
また、かかりつけの動物病院で酔い止めを処方してもらい、行きは服用して出発。結果的に吐くことはなく、東京から三重まで無事にたどり着けました。
移動方法の選択:レンタカーで東京→三重へ

今回の旅で最初に立ちはだかったハードルは、「どうやって三重まで移動するか」でした。
新幹線など手段はいろいろありますが、私はレンタカーでのドライブを選びました。
その理由はシンプルです。
- 犬と一緒に安心して移動できる(犬の顔が全部出せること)
- 途中でサービスエリアやドッグランに立ち寄れる
- 三重で返却できる「ワンウェイプラン」がある
利用したのはトヨタレンタカーのSUV。犬同伴の場合は追加料金がかかりますが、ケージやレジャーシートを用意すれば乗車可能でした。費用は約5万円。正直なところ安くはありませんが、「くまちゃんの負担を減らせるなら、それだけの価値がある」と判断しました。

初めてのドッグラン体験

移動の途中で立ち寄ったサービスエリアにはドッグランがあり、ここが大きな救いになりました。
広さはコンパクトながら、小型犬用と中・大型犬用にきちんと分かれていて安心。入口には足洗い場や水飲み場も備えられており、旅行中でも清潔に利用できる環境が整っていました。
くまちゃんにとっては、ほぼ初めてのドッグラン体験。
最初は少し戸惑って周りの犬たちを観察していましたが、すぐに慣れて小型犬エリアを元気いっぱいに走り回り始めました。
普段の街中のお散歩ではなかなか見られないほどいきいきとした姿で、本当に楽しそう。
その姿を見て、「ここまで嬉しそうにしてくれるなら、連れてきてよかった」と心から思える瞬間でした。
私達は足柄SAによりましたが、駿河湾沼津SAのほうが広くて景色も良さそうでした!次回は駿河湾沼津を選択すると思います!


※上記の図は東京〜三重方面(下り)のドッグラン付きサービスエリアの情報です。
犬連れドライブで心得ておきたいこと

ドライブ中や立ち寄り先では、犬を連れて入れないお店も多いため、人間は交代で買い物や食事をするスタイルになります。
二人で行ったとしても、必ずどちらかが外で犬と一緒に待つことになるので、「みんなで店内に入る」というこれまでの旅行とは大きく違います。
わかってはいたけど、各休憩時間が今までの感覚より2倍くらいかかっているので、全体の移動時間は余裕を持って見積もってちょうど良いくらいでした。
ちなみに、私達は9:00ごろ東京を出発し、三重到着は19:00前でした・・😅
首都高は渋滞していたことも影響していますが、休憩時間もたっぷりとってドライブも楽しんでみました🚘️

過去には家族と一緒にショッピングを楽しむことも旅の醍醐味でしたが、それはもう十分に経験してきました。今回の旅では、「犬と一緒だからこそ見つけられる新しい楽しみ方」を少しずつ見いだせたように思います。
滞在中の犬とのおでかけ | ドッグカフェ・ドッグラン・ホームセンター
京都のわんこOKカフェへ

三重に到着して数日は、さすがに移動疲れがあったので、くまちゃんと一緒に実家でゆっくり過ごし、体力が戻ったタイミングで、会いたかった友人に会うために京都までドライブすることに。
最初に訪れたのは、自然に囲まれたわんこOKのカフェ。到着するまでは「本当にここで合っているのかな?」と不安になるほど山奥の道を進みましたが、辿り着いた先はまさに“犬ファースト”の空間でした。
そこにはカフェだけでなく、犬と泊まれるホテルや保育園、さらには老犬ホームまで併設。オーナーさんの「犬たちに幸せな時間を過ごしてほしい」という思いが、施設全体にあふれていました。
老犬ホームでは、認知症で夜鳴きしてしまう犬や、家では飼い続けるのが難しくなった犬たちが、自然の中で穏やかに過ごしているそうです。驚いたのは、その運営が寄付によって支えられていること。犬を飼う人たちがお互いに助け合う仕組みが、こんな場所にあるのだと知り、とても感動しました。

カフェでは犬もソファに座って良くて、床は自由に歩き回れる仕様。くまちゃんもリラックスして楽しそうに過ごし、私自身も京都の新鮮な野菜を使ったランチに大満足。オーナーさんと犬談義をする時間は、飼い主としても学びの多い体験でした。

三重の屋内ドッグランへ

真夏の昼間、外で遊ぶのはどうしても危険。そこで、前から気になっていた三重県鈴鹿市にある 300坪という広さを誇る屋内ドッグラン「HOWL(ハウル)」 を訪れました。

平日ということもあり、利用していたのはコーギーの子1匹だけ。小型犬エリアと中型・大型犬エリアにしっかり分かれていて、プールも完備されていました(別料金で利用可能)。
最初は広さに少し戸惑っていたくまちゃんでしたが、すぐに思い切り走り始め、コーギーの子と追いかけっこをする姿に私もびっくり。「こんなに速く走れるんだ!」と新しい一面を発見できました。
ただし夏場はやはり暑く、30分もしないうちにくまちゃんはクーラーの効いた休憩スペースに戻りたがる様子。秋や冬など涼しい時期に、またじっくり遊ばせてあげたいと思いました。
私はマナーウェアつけたままで入ってしまったのですが、不要でも入れるようです!くまちゃんも走りにくかっただろうな・・と少し反省😅

地元のドッグカフェとホームセンター体験

せっかく車があるので、地元近くのドッグカフェにも立ち寄ってみました。

そこは犬連れ専用の部屋があり、冷房の効いた快適な空間でゆっくり食事ができます。人間用のメニューは彩り豊かでボリュームもあり、インスタ映えするようなプレートが並びます。さらに犬用のおやつや小さなフォトスポットまで用意されていて、旅の記念撮影にもぴったりでした。

また、三重ではホームセンターに犬を連れて入れるところがあり(カインズやコメリなど)、専用のカートに乗せて一緒に店内を回れるのも楽しい発見でした。

ただ、買い物中にカートが止まると「早く動いて〜」と小さな声で訴えるくまちゃん。飼い主にとっては新鮮な体験でも、犬にとってはちょっと退屈な時間だったのかもしれません(笑)。
カフェでは人との交流があり、ドッグランでは犬同士で思い切り遊び、ホームセンターでは一緒に買い物もできる。
都会ではなかなか体験できない過ごし方が一気にできて、くまちゃんにとっても私にとっても、忘れられない夏の思い出になりました。

心配ごと:トイレと食欲の変化
長期滞在で一番不安だったのが、トイレとごはんの問題でした。
普段は都会のマンションで過ごしているので、「知らない家や環境でちゃんとできるのかな?」という心配がつきまとっていました。
トイレ問題

到着初日は、やはり落ち着かず…。実家の中をくるくる歩き回り、どこを寝床にするのか、どこでトイレをするのかを探している様子でした。
普段のようにトイレシートを置いても、最初はまったく反応せず。結局、安全策として マナーウェア(おむつ)を装着 して過ごすことにしました。
ただ、観察しているとくまちゃん自身が「ここならできる」という場所を探していることが分かってきました。
例えば…
- フローリングのツルツルの上ではしない
- 畳やラグなど、少し感触の違う場所に行きたがる
- おしっこは“布っぽい”感覚の上を選ぶ傾向
一度おしっこをしてしまった場所に、すかさずトイレシートを敷いてみると、その後はそこでしてくれるようになりました。
「飼い主が場所を決める」よりも、「犬が決めた場所に合わせてこちらが整える」ほうが、結果的に早く安定するのだと学びました。
うんちに関しては畳の上でしてしまうことがありましたが、拭き掃除で済むのでまだ許容範囲。問題はおしっこで、畳や布に染み込むと掃除が大変…。そのため、しばらくはおむつとシートの併用で様子を見ました。
結果的に「失敗ゼロ」とはいきませんでしたが、数日後には決まった場所で落ち着いてできるようになり、ひと安心しました。
食欲の変化

もうひとつの大きな心配は ごはん。
普段は食いしん坊で、ふやかしたごはんを毎食楽しみにしているくまちゃんなのですが…。
実家に滞在して6日目あたりから、急に食欲が落ち始めました。
最初の数日は元気いっぱいで完食していたのに、ある日突然、朝ごはんをほとんど口にしなくなったのです。
「体調が悪いのかな?」と不安になりましたが、散歩や遊びは元気いっぱい。どうやら 環境の変化によるストレスや緊張 が原因だったようです。
そこで工夫したのが…
- ふやかしごはんではなく、カリカリにして「特別感(いつもと違う感)」を出す
- 手でひと粒ずつあげてみる(おやつをあげる時と同じ風に)
- ご飯探しクイズをする(遊んでいる間にご飯を食べている)
それでも、いつもの量をしっかり食べる日はほとんどなく、「最低1日1食は食べてもらえれば大丈夫」と割り切って過ごしました。
東京の家に帰宅後、慣れた環境に戻った途端、ふやかしごはんをバクバク食べてくれたので本当に安心しました。やはり「慣れない環境は食欲に直結する」ということを痛感しました。
普段通りにいかないことが当たり前

この経験を通して、長期滞在では「普段通りにいかないことが当たり前」と心構えしておくことの大切さを感じました。
- トイレは「犬が決めた場所に合わせて整える」
- 食事は「食べられる範囲で無理せず」
- そして何より「完璧を目指さず、失敗も含めて受け入れる」
長期旅行は非日常の連続。飼い主も犬もお互いに“いつも通り”を求めすぎず、柔軟に過ごすことが大事なんだと学んだのです。
帰り道:初めての新幹線体験

行きはレンタカーでのドライブだったため、休憩を挟みながら無理なく移動できましたが、帰りは事情が少し違いました。
レンタカーを借り直すのは費用的にも体力的にも大変だったので、名古屋までは親に車で送ってもらい、そこからは 初めての新幹線移動 に挑戦することにしました。
駅前での準備は大切
最初は「駅で車を降りて、そのまま乗ればいい」と思っていました。
ですが実際には、犬連れでの新幹線利用は準備が多く、駅前でバタバタするのは現実的ではありません。
- くまちゃんを移動バッグにおやつをあげながら落ち着いて入れる
- バッグの中を保冷剤やタオルで涼しい環境に整える
- 自分の荷物もまとめて持ちやすい状態にしておく
これらを駅のロータリーで短時間でやるのは不可能に近いと痛感。
そのため、今回は 近くの駐車場で車を停めてもらい、じっくり準備してから駅に向かう 方法をとりました。これが大正解でした。
新幹線に乗る瞬間
いざバッグに入ってもらい、ホームへ。
名古屋駅の人混みやアナウンスの音に少し驚いて、バッグの中でくまちゃんはそわそわ。
車内に入る直前までチャックを少し開けて顔を出させ、「大丈夫だよ」と声をかけながら一緒に過ごしました。
新幹線に乗る際には「手回り品きっぷ(290円)」が必要です。窓口で買う余裕はなかったので、今回は 車内で購入。車掌さんに声をかけるだけでスムーズに済みました。
車内での様子
発車して最初の10分ほどは「出たい!」と訴えるようにバッグの中で動いたり、小さくクンクン鳴いたり。
私も焦ってしまいましたが、思い切って一度デッキに出て、少し落ち着かせてあげました。
再び座席に戻るときは、バッグを膝の上に置いて抱えるようにし、中に手を入れて顎を支えてあげました。
すると、安心したのか次第に静かになり、やがてウトウト…。そこからは東京駅に着くまで、ずっと落ち着いて過ごしてくれました。
「膝の上に置く+手を入れて触れてあげる」というスタイルが、くまちゃんにとって安心できる方法だったようです。
お気づきかもしれませんが、写真がない理由は、私に余裕が1ミリもなかったからです😅

東京到着後の工夫
東京駅に着いた瞬間、再び人混みの大波。
すぐにバッグのチャックを少しだけ開け、鼻だけ出せるようにして空気を入れてあげました。
タクシー乗り場までキャリーケースに乗せて移動し、そのままタクシーで自宅へ。
「お金はかかっても、犬に負担がかからない方を選ぶ」
そう割り切ったことで、最後まで安心して帰ることができました。
新幹線移動を終えての気づき

- 駅での準備は必ず“落ち着ける場所”で行うこと
- バッグの中では「膝の上+手で触れる」方法が安心感につながる
- 車内では最初の10分が勝負。落ち着くまで付き合えば、その後はぐっすり寝てくれる
- 到着後の移動手段も含めて「安全第一」で計画を立てることが大切
新幹線移動は初めてで不安も多かったのですが、事前に準備していたおかげで大きなトラブルはなし。
車移動と新幹線移動、どちらが合っている?
今回、行きはレンタカー・帰りは新幹線を体験してみて、犬にとっても飼い主にとってもそれぞれにメリットと課題があると感じました。
- 🚗 車移動のメリット
- 途中で自由に休憩できる
- サービスエリアのドッグランに寄れる(普段簡単に行ける場所ではない)
- 周囲に気を遣わず、犬ものびのびできる
- 荷物が多くても安心
- 酔わない子なら最も快適
- 🚅 新幹線移動のメリット
- 移動時間が短い
- 渋滞の心配がない
- 飼い主の体力的負担も少なめ(飼い主と犬の精神的な体力は使います。笑)
くまちゃんの場合は車移動のほうがリラックスできている様子でしたが、新幹線も慣れていけば選択肢にできそうだと感じました。
旅を終えて感じたこと
今回の旅は、私にとってもくまちゃんにとっても“初めての大冒険”でした。
実家で過ごす10日間は楽しいこともたくさんありましたが、同時に「長期滞在には想像以上に課題がある」ということも実感しました。
長期滞在の限界を知る

一番大きな気づきは、愛犬がいつもと違う環境で過ごす場合の滞在期間の目安です。
くまちゃんは最初の3〜5日間は元気いっぱいで、ごはんも完食し、楽しそうに遊んでいました。
しかし6日目を過ぎたあたりから食欲が落ち始め、少しずつ疲れた表情を見せるように…。
「長期旅行は最大3〜5日くらい」(くまちゃんの場合は)
今回の経験を通じて、そう学びました。次に計画するときは、犬の心身への負担を考えて、滞在日数を調整したいと思います。
移動手段の相性
行きは車、帰りは新幹線。両方を体験してみて、くまちゃんは 車移動のほうが安心して過ごせるタイプ だと分かりました。
ただ、新幹線も「膝の上で触れながら過ごす」という工夫をすれば十分に可能性があることも実感。
「犬の性格や体調に合わせて柔軟に選ぶ」ことが何より大切だと感じました。
愛犬の存在が生み出すもの

今回の旅で一番心に残ったのは、犬が人と人をつなぐ力です。
実家で家族と過ごす時間も、友人と再会した京都でのひとときも、くまちゃんがいるだけで会話が増え、笑顔が絶えませんでした。
普段はあまり話さないような家族とも「くまちゃん、かわいい!」「こんなことするんや!」と自然に会話が広がり、場の雰囲気が柔らかくなりました。
犬がただそこにいるだけで、人の心を和ませてくれる存在なんだと改めて感じました。
そして、ウィッシュリストが叶った

今年の初めに書いた「くまちゃんを実家に連れて帰る」という目標。(期限破ってますが・・笑。一番上に書いてる内容がようやく実現!)
実際に叶えてみて思うのは、準備は大変でも、それ以上の喜びがあるということです。
「できるか不安」と思っていたことが「できた!」に変わる瞬間は、飼い主として大きな自信になります。
もちろん、今回の旅も私ひとりでは成し遂げられませんでした。
車を出してくれた両親や、一緒に過ごしてくれた家族や友人たちに支えられたからこそ実現できたことです😊ありがとう!
今回の旅で役立った!持ち物チェックリスト

初めての長距離移動&長期滞在だったので、持ち物・段取り準備には時間をかけました。
正直「多すぎたかな?」と思うものもありましたが、「これがあってよかった!」というものもたくさんありました。
これから同じように旅を計画される方の参考に、リストをまとめておきます。
👜 基本の持ち物
- フード(いつも食べているもの・分量分+予備)※1食分ずつ袋にわけて持っていきました!
- おやつ(移動中やトレーニング用)
- お水ボトル(散歩用のをそのまま活用)
- 食器(折りたたみタイプが便利)
- トイレシート(10枚ほど)
- マナーウェア/おむつ(トイレ環境が安定するまで安心)
- うんち袋
- ティッシュ・ウェットティッシュ・トイレットペーパー(私はウエットティッシュしか使いませんでした!)
- 移動用バッグ(ソフトケージ型)+クッション
- リード&ハーネス
🛏 滞在中の安心セット
- 普段使っている毛布やタオル(においが安心材料になる)
- 普段使っているお気に入りのおもちゃ(最低限)
- グルーミングセット(はみがき・ブラッシング)
- 整腸剤(ビオイムバスター錠)
🚗 移動時に役立ったもの
- 酔い止め(動物病院で処方してもらった)
- レジャーシート(車の汚れ防止)
- 保冷剤やクールタオル(夏の車内&新幹線対策)
- ポータブル扇風機(バッグ内の空気循環用)

特に写真の保冷剤たちが一番重要な役割を果たしてくれました。電車移動時は鞄のサイドに大きめ保冷剤をセットすると、2時間くらいは冷やしてくれます!

まとめ|愛犬との長距離移動+長期滞在を考えている方へ

今回、都会暮らしの犬と一緒に「長距離移動+長期滞在」に挑戦してみて、学んだことは本当に多くありました。
- 移動手段は“犬の負担と飼い主の安心感”を最優先に
車なら自由度が高く、新幹線なら移動時間が短い。それぞれのメリットを理解し、愛犬の性格に合った方法を選ぶことが大切だと実感しました。
- バッグやケージは事前に慣らすことが必須
いきなり本番ではなく、日常の中で「ここは安心できる場所」と思ってもらう工夫があると大きな安心材料になります。
- トイレやごはんは“普段通りにいかない”ことを前提に
長期滞在では環境の変化がストレスにつながりやすい。最初から完璧を求めず、「柔軟に対応する」と心構えしておくと気持ちが楽になります。
- 旅は“人を頼ること”で成り立つ
家族や友人の協力があってこそ、犬との大冒険は叶いました。ひとりで抱え込まずに、周りを頼ることも大切な準備の一部です。
そして、何よりも大きかったのは、今年の初めにウィッシュリストに書いた「くまちゃんを実家に連れて帰る」という夢が叶ったこと。
不安でいっぱいだったことが「できた」という自信につながり、飼い主としての経験値がまたひとつ積み上がったと感じています。
これから「愛犬と一緒に長距離移動してみたい」「記念のタイミングで旅を計画したい」と考えている方にとって、この記事が少しでもヒントになれば嬉しいです。
愛犬との旅は、準備も移動も滞在も簡単ではありませんが、その一つひとつがかけがえのない思い出になります。
📷 最後に:くまちゃん1歳の記念写真はこちら!

ここまで長文を読んでくださって本当にありがとうございます。(約9,000文字あります・・🥹!)
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日々の中で見つけた暮らしのヒントが、誰かの毎日にやさしく届けばうれしいです。

