週末に自分を整える10の”自分メンテ”|めんどくさがりでも続くセルフケア&リフレッシュ法

週末は、ちょっとだけ「整える」時間がほしくなる。
平日は、仕事に追われてあっという間に終了。気がつけば、肩も心もカチコチに……。
だから週末は「がんばる」よりも、「ちょっと整える」時間を意識しています。
とはいえ、私は根がめんどくさがりなので、頑張りすぎると続きません。無理なく、気持ちよく、そしてほんの少しだけ前向きになれる—
—そんな時間を「自分メンテ」と呼んで、大切にしています。
今回は、私が実践している「週末自分メンテ」10リストをご紹介します。趣味やごほうびにとどまらず、ちょっとした科学的な裏づけを添えて、「自分の心と身体のごきげんをとる」ためのヒントになれば嬉しいです。
私の「週末自分メンテ」10リスト

① ストレッチポール&マッサージボールで体の声を聞く
凝っているところ、違和感があるところを見つけて、やさしくほぐす時間。筋膜リリースやセルフマッサージは、身体の緊張を和らげ、血流を改善してくれることが研究でも知られています。“自分の身体に意識を向ける”だけで、副交感神経が優位になり、リラックス効果も◎。
② ちょっと贅沢な入浴剤で、湯船に浸かる
入浴は立派な「温熱療法」。38~40℃のお湯に15分浸かることで、自律神経が整い、睡眠の質も高まると言われています。特に香りがある入浴剤を使うと、嗅覚からのアプローチで気持ちまでふわっとほぐれるから不思議。人生の先輩から「血流は常に意識して!」というアドバイスは、今でも私の入浴ルーティンの支えです。
③ くまきちくんと、ちょっとだけ遠くまで散歩する
普段とは違うルートで歩くと、脳の「探索欲」が刺激され、ドーパミン(やる気ホルモン)が分泌されやすくなるそうです。くまきちくん(私が飼っているトイプードル)との時間は、心を癒してくれる大事なひととき。散歩が運動にも気分転換にもなる、一石三鳥の時間です。
④ ちょっと良いおやつ&お茶&食器で、お気に入りのカフェタイムを自宅で
脳科学では、「五感を使った小さな贅沢」が幸福度を高めると言われています。お気に入りのお皿にのせたお菓子、香りの良い紅茶やコーヒー……。その場の空気すら、ゆっくりと味わうことで「今ここ」の感覚が取り戻せます。自分がときめく食器を使うだけでも、満足度がグッと高まります。
⑤ 映画館で映画を観る
スマホを手放して、1本のストーリーに没頭する時間。映画館は、強制的に“今に集中する”環境をつくってくれる場所です。集中と没入の状態は「フロー体験」とも言われ、ストレス軽減や創造性向上に寄与すると言われています。
⑥ お気に入りの本屋に行く
ネットでは出会えない一冊と、ふいに出会える——それがリアルな本屋の魅力。本の装丁やジャンルの並び方に触れながら、偶然のインスピレーションを得られる時間です。「インスパイアされる」というのは、感性が刺激され、思考が広がるという感覚にぴったり。仕事のアイデアがふと浮かぶこともあります。
⑦ アウトプットする(私の場合はブログやイラスト)
「書く」ことや「描く」ことは、自分の思考を整理する最良の方法です。脳内で散らばっていた考えが形になると、それだけでスッキリ。自分の言葉でアウトプットすることが、心の整理整頓になります。※その他のアウトプット方法だと、日記を書く・SNS投稿・モーニングページ・音声録音など、いろいろな方法があると思います。
⑧ 本や学びのトピックを1ページだけ読み始める
学びたい気持ちはあるけれど、腰が重い。そんな時は「1ページだけ読む」と決める。すると意外と楽しくて、いつの間にかページが進んでいた……なんてことも。心理学ではこの「作業興奮」が集中のきっかけになるとされ、少しの行動が気分を引き上げてくれるのです。
⑨ 酵素浴で“無”になる時間を持つ
暑さと向き合い、スマホも持ち込めず、ただじっと汗をかく時間。酵素浴はデトックス効果が期待されるだけでなく、「スマホデトックス」としても優秀です。余計な情報から距離を置き、自分に集中できる時間は、私にとっての“週末の静寂”。特にハードな週を終えた後に行くと、その“スッキリ感”は格別です。
⑩ 水回りのプチ掃除
トイレ、洗面所、キッチンなど、「1か所だけ」でもキレイにすると脳がスッキリするという研究があります。「今週の汚れをリセットする」という意識が、月曜の朝の気持ちよさに直結。掃除は“面倒”の象徴ではなく、“気持ちよさ”の入り口です。
🌀 番外編:これはあまりすっきりしなかったかも

「とりあえず散歩」は私には合わなかった
何も決めずに歩くだけの散歩は、私の場合、目的がないと「何がしたかったんだろう?」とモヤモヤ。結局、時間だけが過ぎてしまった感覚になってしまいました。
散歩にも目的を。オーディブルで学びながら歩く、くまきちくんと一緒に行くなど、“+α”の要素があると満足感が違います。
🌞 番外編:これからやってみたいこと

ホテルの朝食ビュッフェでゆっくり朝時間を過ごす
朝から美味しい食事をいただきながら、ゆったりとした空間で本を読んだり、頭の中を整理したり……。“空間×時間×食事”という3つのリフレッシュ要素が揃っている朝食ビュッフェは、私にとっての「理想の朝活」かもしれません。
非日常の中で、自分にとって+になることを行うことで、脳が活性化し、幸福感やモチベーションも高まるといった研究も。今住んでいるエリアにはいくつか素敵なホテルがあるので、近々チャレンジしてみたいと思っています。
次の週へ向けて

「がんばるための週末」じゃなくて、「自分のためにやさしく過ごす週末」。
そう思うだけで、日曜日の夕方の気持ちが少し変わる気がしています。私にとってこの10リストは、“疲れをリセットして、また新しい週を前向きに迎えるための習慣”です。
もし、あなたが最近ちょっと疲れているなら、この中からひとつだけでも、試してみてください。
“めんどくさがりでも楽しめる”——そんなゆるさが、案外いちばん続くのかもしれません。
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最後まで読んでくださってありがとうございます。
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日々の中で見つけた「わたしらしい暮らし」のヒントが、誰かの毎日にやさしく届けばうれしいです。

