「週末ぐらい、やりたいことに時間を使いたい」私の“ながら家事”術

「週末なのに、なんでこんなに家事してるんだろう?」というモヤモヤから始まった

「せっかくの週末なのに、なんでこんなに家事に追われてるんだろう…」
そんなふうに思ったこと、ありませんか?
平日は仕事でバタバタ。ようやく迎えた週末こそ、自分のやりたいことをしたり、愛犬のくまきちくんとの時間をのんびり過ごしたいのに、気づけば平日に手がつけられなかった洗濯・掃除・ごはんの準備に追われる日々。
しかもその家事たちが、週末の貴重な時間に「これ、やらなきゃな〜…」とずっと頭の中をモヤモヤと支配してくるのが、ほんとうに億劫で・・・。
ようやくこの“モヤモヤ家事軍団”を片づけ終えても、いざ「やりたいことに取りかかろう」と思ったときには、なぜか気力まですり減ってしまっている・・・そんなことの繰り返しでした。
でもあるとき、「これならいけるかも!」と思える、“家事軍団”をラクにこなす方法にようやく出会えたんです。
続けるのが苦手な私でも続いている、そんな方法を今日はシェアしてみたいと思います。
せっかくの週末が「やらなきゃ」で埋まってしまう悲しさ

週末が来るたびに、「やっと仕事終わったー!」と金曜日までは思えているのに、どこか気持ちが重たい…。
その原因は、家事でした。
週末に家事で時間を取られるのが本当に嫌で、「家事代行サービスを頼んでみようかな」と何度か思ったこともあります。
でも、それが当たり前になって、自分で家事ができなくなってしまうのが怖くて・・・。
今のところ、常時お願いすることはやめています。(どうしてもちゃんと掃除したいときは、たまにお願いすることもあります!)
「なんで週末まで“やらなきゃ”で埋まってるんだろう?」
「これって、本当に“自分の時間”なのかな?」
家事をしないわけにはいかないけれど、全部を“ひとつずつ、まとまった時間でやろう”とすると、どうしても腰が重くなる。
その結果、やる気は出ないし、時間だけがものすごい勢いで過ぎていく。
そして気づいたときには、あっという間に日曜の夜・・・。
ホットクックがきっかけで生まれた“ながら家事ルーティン”

そんな私がたどり着いたのが、“ながら家事”という考え方。
きっかけは、ホットクックでした。
材料を入れてスイッチを押すだけで、30〜60分後にはごはんができている。何もしなくてもご飯作りが進んでいくこの時間、他のことに使えるんじゃないか?と気づいたのが最初です。
ホットクックって?
材料を入れてスイッチを押すだけで、あとは“ほったらかし”で料理が完成する電気調理鍋です。私は毎日のらくうまごはん作りで大活躍中!(私は「シャープ ヘルシオ ホットクック KN-HW24」を愛用中)詳細はこちら

例えばある週末の午前中。

- ①ホットクックでごはんを炊く(60分)
- ②洗濯機をセットする(50分)
- ③くまきちにご飯をあげる・遊ぶ(30分)
- ④洗濯物を干す(20分)
- ⑤出来上がったごはんをパック詰めして冷凍(10分)
……と、ながらで動かすと同じ時間の中でいくつかタスクが動くので、ここにあるだけでも5つのタスクが90分以内に終わりました。(もっと早くできる人もいると思いますが・・!)
午後も同じ。ホットクックで30分ほどの夕食の仕込み中に・・・
- トイレ・洗面所・お風呂の掃除
- リビングのクイックルワイパーがけ
これらを30分で済ませると、ちょうどごはんが完成。
そのあとは、くまきちに夜ごはんをあげて、私はTVerでドラマを見ながらゆっくり晩ごはんタイムです。
そして最近、新しく取り入れたルールが「食べ終わったら、すぐ洗い物」。
この“立ち上がる”という動作がスイッチになって、「せっかく動いたんだから」と気持ちも前向きに。そのままの流れでお風呂を沸かしに行き、その間にくまきちと遊ぶ…というふうに、夜のリズムが自然と整っていくようになりました。
正直なところ、こうした流れを習慣にするのは、以前はなかなかできませんでした。
でも、あるときふと気づいたんです。「とにかく一歩でも動いてみる」——それだけで、“やる気スイッチ”が入ることがあるんだなと、実感できたのです。
ついでに導入された“良い習慣”!
私の中で「ごはんを食べながらドラマを見る時間」は、好きな時間ランキングでもかなり上位!だからこそ、この時間をしっかり楽しみたいし、できればドラマもこのタイミングで見終えたい。
そんな気持ちから、「食べ終わったらすぐに洗い物をする」というルールを自分に課したことで、ドラマを最後まで楽しむためにも、自然と“ゆっくり食べる”ことを意識し早食い防止ができたことも嬉しい習慣です。

私が実践している「ながら家事」の3つのコツ

そんな私が心地よく“ながら家事”を回すために意識しているポイントを3つにまとめました。
1. 午前と午後、それぞれ1回だけの“ながらタイム”でOK
無理に詰め込まず、午前に1回・午後に1回と決めることで、疲れすぎずに達成感が得られます。
2. 「やる気が出ない…」そんな日は、考えない
モヤモヤする前に、まず1歩。考えるより先に、体を動かしてみる。スイッチが入ると、自然と次の行動につながります。「やりたくないな〜、めんどくさいな〜」は、もう考えない!
3. “きっかけ”を設計して、すぐ(0秒)で動く
行動を「考えない仕組み」に変えることで、動きやすさがぐんと上がります。
たとえば、ホットクックのスイッチを押したら、掃除スタートなど、「何かを始める合図」を自分の中に作っておくことがポイントです。
私の「きっかけ」は、ごはん作り。
ホットクックで作るごはんがとっても美味しくて、毎日欠かさず使っていたことから、「ホットクックでごはんを作る」ことを、自分の中の“きっかけスイッチ”として設定するようにしました。

たった1秒だけ動いてみる。それだけで、週末が変わるかもしれない。

私がこの“ながら家事”のスタイルを取り入れてから、週末に少しずつ“心の余白”が生まれてきました。
すべてを完璧にやろうとしなくていい。
本当に大事なのは、「今日、1秒でもいいからやってみること」。
たった1秒、手を動かすだけで、そこから自然と動けるのが人間だと思うんです。
私自身、そんなふうに少しずつ行動できるようになって、日常に“心地よさ”が少しずつ増えてきているのを感じています。
そして、ながら家事がうまく進んだときの達成感は、本当に最高!
これは何度味わっても嬉しくて、全然飽きません。
だから、もし週末に「やりたいことがあるのに…」とモヤモヤしているなら、
この体験が少しでもヒントになればうれしいです。
今日、たった1秒だけ。やってみませんか?
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日々の中で見つけた「わたしらしい暮らし」のヒントが、
誰かの毎日にやさしく届けばうれしいです。
よかったら、のぞいてみてくださいね。

